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遅ればせながらいろいろ見直し 

 おおっぴらには書けないのですが、ここのところ業務のうちかなりの時間を割いているのが不正行為の対策。
ある事案の全体像の把握から、不正行為の当事者の動機、手口の解明、当事者が置かれた環境等々。セオリー通りといえばその通り。だんだんと明らかになってくる構造も巷で取り上げられた事例とほぼ重なります。ほんとに。
 
 当事者にヒアリングしてみると、「いつかはばれるんじゃないか」とこれっぽっちも考えてもいないのですよ。これは周囲の環境(そもそも職場の管理体制が甘々で不正に気がつかない)にもよる部分もありますし、いくらなんでも少しは不安があったのでは?と思っていたのですが、そんなことはないですね。一線を踏み越える時点で、常人とは異なる神経になるのかもしれません。根拠はありませんが。

 綿々と規則、規程、マニュアルを整備してきた古参企業は多いと思います。その根底にある精神というか組織文化は性善説がベースになっているかもしれません。そのこと自体は特段悪いとは思わないのですが。。
たとえば企業城下町で入社から定年退職するまで年功序列と終身雇用が約束されている企業であれば、従業員は多少問題行為を起こすことはあるかもしれないが、まさか職を失い地元で生活できなくなるほどの不正は働かないという前提でも、一昔前までは十分通用したかもしれません。行動規範が暗黙知だったとしてもそれで組織は回っていた、と思うのです。もちろん、昔だってちょっとした不正行為はありましたが、性善説である分「信じていたのに」「けしからん」といったところから対応が始まっていたような気がします。
 しかし今や年功序列もなし崩し、終身雇用もどうだかな?となり、事業再編やら企業再編で様々なバックボーンを持った従業員が増えてきました。もはや以前のような暗黙知では通用しません。ところがなかなか上層部や本社総務部門がそのことを呑み込めない。昔ながらのトラブルの収め方の域をでない、となれば有効な不正対策を打てないのも残念ながら当然のこと。
 
 従業員が1,000人を超える組織になれば、どうやったって不正は起こるものです(規模の大小はありますが)。完全に予防するのは至難の技。小火の段階で消し止め、大事に至らしめないというのはわざわざいうまでもありませんが、いうは易し。
 
 根底にあるものをかえていかないと、いつまでも「絵に描いたコンプラ」のままだなとつくづく思い知らされている2月であります。
 



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カテゴリ:法務

2014/02/06 Thu. 23:49 -edit- Trackback 0 / Comment 0

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