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替え歌から箱根駅伝と仕事を想う 

 ♩ナンバーワンになれない人は、オンリーワンにはなおなれない 〜♩

 嘉門達夫が何かの番組で披露していた替え歌です。その瞬間は笑いましたが、笑っていてよいのか?というのが今日の話題。

 日にちが空きましたが、箱根駅伝。母校は2年連続で残念な結果となりました。もっとも、公式戦の戦績も振るわず、エントリー選手の記録も他校の選手と比べると劣る、箱根本選の出場も記念大会で増枠したところになんとか滑り込み、という事情なので、厳しい結果になるだろうとスタート前から予想がつきましたが、素人の予想を覆すこともなくまったくその通りとなってしまいました。不振の理由は「スピード化」に対応できていない、ということのようですが....

 箱根駅伝の「スピード化」は、エントリーしたチームすべてに当てはまるわけではありません。(昔と比べれば当てはまるかもしれませんが)優勝を争うひと握りのチームのスピードが高速化しているのです。これによって来年以降優勝、上位入賞を目指すチームは、優勝チームのタイムをベンチマークにします。否応なしに「高速化」の実現が課題になります。選手(学生)の採用から、育成方法、トレーニング方法は当然として、チーム運営やその大学のスポーツ施策まで「高速化」に向けて取り組むこともあるかもしれません。また中位以下のチームも、毎年シード圏ぎりぎりのレースを繰り返したいとは思っていないでしょうから、「高速化」対応に取り組まざるをえません。トップチームのスピードが上がれば、シード権争いはおろか復路での「繰り上げスタート」の悲劇を招きかねません。高速化がスタンダードになり、ついていけないチームは振り落とされていくだけです。
 
 トップチームが基準になっていくという点で、そういえば「省エネ法」対応も似ているとふと思いました。僕のいる業界では製造販売する機器によっては省エネ法対応が不可欠なものがあります。そしてこの省エネ法は「トップランナー方式」という制度をとっています。これは省エネ法に基づく機器のエネルギー消費効率基準の策定方法のことですが、まるめて説明してしまうと省エネ法で指定する機器に関する基準を定めるときに、その時点で商品化されている製品の「最も省エネ性能が優れている機器」の性能以上に設定する制度です。極端な性能差がないとしても、トップ機器の性能を下回るわけにはいきませんので、その機器の製造販売を継続する以上設計仕様や製法の見直しの必要に迫られます。また場合によってはJIS改定にまで展開することもります。こうなると大企業であろうとなかろうとその機器に関してトップの性能に追いついておかないと当該機器事業を続けられない⇒マーケットから撤収となってしまいます。自力で技術が追いつかなければ、トップ企業から技術供与をうけるか、機器そのもののOEM供給を受けるかしなければなりません。そしてトップランナーはより強力になっていくでしょう。
 上記はあくまで製造業と省エネ法の話です。法令・制度により基準が明確になっているものは対応しやすいですが、法令・制度の整備が追いついていない新しい事業・商売はあります。
仮にそういう事業で消費者問題が生じ、業界内で自主基準を設けようとしたとき、どこに基準のモデルを求めるでしょうか。業界内のトップ企業や、トップでなくとも消費者対応で評価の高い企業のそれに求めるのではないでしょうか。あるいは、その機会を利用しトップ企業が基準づくりを押し進めるなんてこともあるかもしれません。

ナンバーワン、またはそこが狙える位置にいるといないとでは、情報量も違うし、商売のやり方も当然違います。結果として手にする当然利益も違うし、そして次の商売のための投資も違ってきます。
オンリーワン(企業)をめざします!というのは耳障りがよいですが、駅伝に例えれば中位以下、シード圏をうろちょろしているものが、そんなことをいったところで「なーに寝ぼけたこといっているんだよ、おい」といわれるのがオチなのではないかと。
冒頭の嘉門達夫の替歌は、まったく替歌ではなくてビジネスそのままじゃないか、笑えないよと思ったわけです。

あー、新年からよれよれな展開になってしまった。


【追記】
 法務担当者のなかには官公庁や業界団体との渉外業務をされている方もおられます。また渉外業務(ロビーイングといったほうがいいか)をやりたいと考えている人もいるかもしれません。僕も業界団体に出入りはしていますが、残念ながらトップランナーではありません。マーケットシェアが低かったり技術開発力が弱いとなかなか物を申せないものです。ただなにかしら内外に存在感を示すことがあれば違ってくると思っています。法務担当者が貢献できることはあると思っているのですが。

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カテゴリ:法務

2014/01/06 Mon. 23:56 -edit- Trackback 0 / Comment 0

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