10« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»12

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

カテゴリ:スポンサー広告

--/--/-- --. --:-- -edit- Trackback -- / Comment --

△page top

法制度と志(こころざし) 

 本を読むのが遅いため、炭酸の抜けたサイダーのようなエントリーで恐縮です。

 会社法務A2Z 8月号実務詳説で「企業における障害者雇用の留意点」、ビジネス法務8月号、9月号座談会「精神障害者の雇用」と法改正にあわせたテーマの記事が掲載されていました。
 内容を読みながら思い出したことがあります。

 2年ほど前短い時間ですが前者の記事でも触れられている「特例子会社」を見学させてもらう機会がありました。同業者の子会社です。当時で障がい者の社員が30名ほどだったでしょうか。
どのような業務を行っているかというと、グループ会社社員の名刺の印刷業務、営業所や代理店へのカタログ発送業務、部品組立、資源回収など。地味で反復作業の多い業務ですが、毎日誰かがやらなければならない業務です。作業ラインなどを見学させてもらったのですが、そのライン構成や作業手順も可能な限り、障がい者の社員同士で考えて作ったもので仕事をしているので、逆に下手にそこに健常者が手伝いに入ると効率が悪くなるのだと社長が嬉しそうに笑いながら説明してくださいました。
 嬉しそうに、にはわけがありました。その特例子会社は管理部門が法令順守を目的に設立したのではなくその社長が親会社(同業者)の社員時代に社内ベンチャー制度を活用して設立したのでした。設立の趣旨はいわく「障がい者を子にもつ親の悩み、辛さは、親がいつまでも子の面倒をみることができないこと。障がいを持つ子が働いて給料を得て、税金を納め、年金を払えるようになれば親も安心できるだろう。そう思って本社にかけあった。」そして「今年度(見学当時)には黒字が出せる。企業として一人前になれる。」と
 このときその社長の熱い思いに敬意を抱くと同時に「この会社(同業者)には当分の間勝てないだろう」とも思いました。(哀しいですが)

 法制度の改正があると法務、労務担当者は下手をすると、まずその規定を守ることに汲々としてしまいがちです。法令上の義務は確かに守らなければなりません。しかしただ義務を果たすためだけにこなす仕事と志をもって取り組む仕事とではアウトプットに大きな違いが生じます。現に前述の会社は単体で黒字を出しているわけです。これが法令上の義務達成のためだけの会社であれば連結で黒字だから、当該会社は赤字でもやむなしとすることもありえます。しかしそれではその会社で働く人の仕事の価値はどうでしょうか。

 企業に所属する以上、(ビジネスの)志という点も法務担当者は持ち合わせておかねばと改めて思う次第です。
法令を守る、守らせるだけが企業法務の仕事の目的ではないですからね。 
 



会社法務 A2Z (エートゥーゼット) 2013年 08月号 [雑誌]会社法務 A2Z (エートゥーゼット) 2013年 08月号 [雑誌]
(2013/07/25)
不明

商品詳細を見る
関連記事
スポンサーサイト

カテゴリ:法務

2013/08/13 Tue. 13:03 -edit- Trackback 0 / Comment 0

△page top

« 正しい会社の売られ方 人材3
正しい会社の売られ方 人材2 »

コメント

△page top

コメントの投稿

Secret

△page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://msutenatakano.blog.fc2.com/tb.php/128-6c65aff9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。