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コンプライアンス過剰か、それともウサギを狩る獅子か 

  今週製品リコール実施のプレスリリースと某記者クラブでのレクを行いました。
製品リコールはユーザーの安全優先で当然なのですが、プレスリリースに至るプロセスは後手に回った感があります。初動での事業部門でのボタンの掛け違え、ステークホルダーの思惑の読み違え、まあ色々な要因が重なりますがかなり反省すべき点が多く、管掌執行役員とは落ち着いたところで反省会という名のねじの巻き直しをしようと話しているところです。

 所管官庁も公表対象にしないリコール(もちろん自社のwebサイトや取引先への周知は実施しますが)でなぜレク付きのプレスリリースまで至ったかというと、ある需要家企業のたとえ些細な内容であろうとすべてプレスリリースするという方針が強固だったということにあります。需要家企業が公表するのに製造事業者たる自社がリリースしない場合のメディアの反応を考えると、同時に公表しリスクを軽減するのがモアベターだろうと渋面の役員の説得にあたるよりありませんでした。

 コンプライアンス重視と騒がれだして以来、すぐに謹告や製品回収を行う企業が増えました。そういう企業の反射的な行動こそは実は思考停止状態で形式的コンプライアンスの最たるものだという意見があります。今回の需要家の反応も失礼ながらそういう部分があるのではないかと思っていましたが、公表に至るまで数回その企業の安全ワーキングに出席しているうちに必ずしもそうではないかもしれないと思いました。形式的な意味合いがあるとしても、短期間で情報管理を行いながら会社の見解をまとめリリース原稿と想定問答を作り上げるのは容易なことではありません。
 
 規則や業務マニュアルで危機管理体制を整えていても、いざその場に直面したらその通りに運用できるかというとそうでもないということの事例を思いつく方は多いと思います。とはいえ平時に仮想訓練をするにしても、今ひとつ緊迫感のないものになってしまう恐れがありますし、たぶんそうなるでしょう。
 となると、たとえ些細な事案であれいったん全力で対処する体制で取り組むことが何よりの訓練ではないかと。

 獅子はウサギを狩るにも全力を尽くすといいますが、法務や広報の仕事もそういえるのではないかと思う週末の夜なのでした。

 それにしてもよりによって猛暑のさなかの準備はくたびれました。

 






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カテゴリ:法務

2013/07/12 Fri. 23:16 -edit- Trackback 0 / Comment 0

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