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正しい会社の売られ方 二度の売却を経て 3 

 続きです。

 今回は金融機関との関わりから。
 過去記事と重複する点は予めご容赦ください。

 投資ファンド傘下企業と上場企業子会社になった後での大きな違いは、金融機関との関係でしょう。

 元々との企業グループにいたときは、グループ内金融による資金調達でしたから資金に関して金融機関と係わることはありませんでした。
 投資ファンド傘下の時期は、LBOのスキームのなかでの「借入人」の立場でした。投資ファンドが設立したSPCの借入を承継したもので、何のことはない売買された自社株式の対価を弁済していただけ。将来投資のための資金調達が行えない状況にありました。都合2回のブリッジローン、1回のシンジケートローン契約があったわけですが、借入のほか借換え手数料や抵当権設定の登記費用、契約書のリーガルチェックに要した弁護士費用などすべてこちらが負担していました。また借換えにあたっても、なんだかんだいって1ヶ月以上事務手続きに時間をとられました。
 再び上場企業の子会社となった際、グループ内金融の仕組みは使わないものの親会社の保証のみで何の隘路もなく借換え手続きが済みましたし、何より劇的に変わったものは借入金の「金利」でした。
【こんなに利率が下がるのかと】
 他の事例を知らないので何ともいえませんが、上場企業の子会社のほうが「安心できる貸付先」ということなのでしょうか。そしてLBOスキームではほとんどできなかった本来の意味での「資金調達」も可能になったのです。(もちろん限度はありますが)
二度目の売却で資金調達の不安が除かれたのは大きいですね。
 
一方当然のことではありますが企業としての「独立性」は失います。「カネ」の部分は親会社の与信ありきになるわけですから。「カネ」を中心に段階を踏むにせよ、親会社の諸々のシステムに組み込まれていきます。

買収されるということはそういうことなのです。

つづく



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カテゴリ:正しい会社の売られ方

2014/04/25 Fri. 06:50 -edit- Trackback 0 / Comment 0

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正しい会社の売られ方 二度の売却を経て 2 

 
 纏めを急がねば。
「得たもの」「失ったもの」にとりあえず的を絞ります。

「得たもの」というより「失わずにすんだもの」になるのですが、最大のものは「会社」そのものです。
 短期間で二度の売買対象会社となりながら、ほぼほぼ会社の原形をとどめています。信用調査取材にたまに訪れる調査会社の人間にも「稀な例」といわれます。
 僕が「中の人」として、本編を書き残す時間がとれているのもその恩恵といえば恩恵です。

 そもそもの売却スキームの善し悪しは別に触れるとして同業他社への売却ということは、当然会社は消滅しますので、我々従業員の大半も長からず職場を去ることになったと思います。業界が縮小していくさなかでしたから、企業結合は規模でいえば1+1=2ではまったく意味をなさなかったわけですから。

 勤務先にとって厳しい時期に投資ファンドの下に入るというのは、いろいろありましたが「激変緩和」だったのかもしれません。
 また二度目のバイアウトにおいても異業種の傘下に収まるという形で企業として残りました。
勤務先の「企業再生計画」が「成功」と位置づけされても、それを否定する理由はありません。

 ただこのことをもって売却スキームと企業再生計画が「正しかった」のか、というと今もって「?」が付くのです。

 いったん区切ります。





カテゴリ:正しい会社の売られ方

2014/04/20 Sun. 16:47 -edit- Trackback 0 / Comment 0

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永遠のテーマ? 債権保全と回収 

 「営業は回収までが仕事」とお経のように唱えられ教えられても、不良債権発生件数がゼロになることがありません。
事前の与信管理や売掛金管理を実施している「はず」なのに。業種を問わず、債権保全・回収は永遠のテーマでしょうか。

 直接債権保全・回収関係の業務に携わっているわけではありませんが、何かことが起きれば法務のところにお鉢が回ってきます。慌てふためく現場に対して的確な指示、アドバイス、ときに率先して回収に乗り出すときのための参考書として、リンクの書籍は最適の1冊ではないでしょうか。ことが起きたときはまさに「時間が勝負」ですからね。

 ただこの書籍にあるような緊急アクションは、いきなり必要になるものではなく、必ず何かしらの前触れがあるもの。
日頃からの売掛金管理で現場のマネージャーや経理担当者の「ん?何かひっかっかる」というセンスに負うところが大きいところがあります。この部分をどのように磨くか。
 常にある課題としては、販売先の信用不安情報が入ったときの、販売担当者の心情をいかに「回収」に振り切らせるかという点。どういうわけか自社の販売担当者が販売先の代弁者のようになるケースが多いのです。「回収できなくて困る」よりも「(取引を切ることで)販売先を失う恐怖」が先に立ってしまうのでしょうけれど、この担当者の心情が「時間が勝負」の債権回収に支障を生じさせることがあります。これも永遠のテーマでしょうか。
 
 特効薬はないので、こつこつと日頃の売掛金管理の精度を向上させていくのが大事なのでしょう。
いざというときの手法を身につけたとしても。

 しかし、売掛金管理に問題が生じていなかったことで安心し、実は裏で不正行為をはたらいていたのを見抜けなかったという事例をみたことがあるので、まったく管理というのは難しいものです。




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(2014/03/26)
北島 敬之、淵邊 善彦 他

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カテゴリ:法務

2014/04/15 Tue. 06:55 -edit- Trackback 0 / Comment 0

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新入社員研修 

  本日は午後の時間帯で新入社員研修の講師を仰せつかっています。2時間ほどのコマを割りふられました。
1日(火)の入社式以来迎える初めての休日直前、新人も緊張半分、弛み半分といったところでしょうか。
そんな時間帯でCSRやらコンプライアンスやらを説け、というのも酷な話ではあります。
しかし、定期中途を問わず入社時には必ずコンプライアンス研修の時間を設けるようになったことに時代の流れを感じざるをえません。
 自分が新入社員だった80年代後半、まだ「CSR」とか「コンプライアンス」ということば研修中きかなかったですからね。
代わりにあったのは「●●精神とは」(●●には冠企業)という時間で、創業者の偉大な功績やらお言葉をきかされ、その「企業」に適した人材になるよう求められました。そのときは配属先が当の会社に売られてしまうとは思いもよりませんでしたが。

 自分の息子や娘、といってもいいような年頃の社員にいったい何を伝えればよいのか。ぱらぱらとパワポを作り、話の仮組立はしたものの、やはり本人たちの反応をみながら話を差し替えるしかないかと思う朝です。

 事前にもれてくる話では「スマホは使えるが、PCは苦手。」とか「音楽の話は全然合わなかった」とか(当たり前だろ)とか。衝撃だったのは、前者。スマホでだいたいの用事が済むので、キーボードにほとんど触れてこなかったという話。
間違いなく時代は変わっている。


 つづきは追記で。

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カテゴリ:研修など

2014/04/04 Fri. 06:50 -edit- Trackback 0 / Comment 0

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