02« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»04

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

カテゴリ:スポンサー広告

--/--/-- --. --:-- -edit- Trackback -- / Comment --

△page top

27年経った日に思うこと 

 毎年のパターンですが、区切りのタイミングなので。
 3月31日。入社式と集合研修が行われる茨城県のとある駅に降り立ったあの日から、ちょうど27年(うあああ)
ひょっとしたら、このブログを読んでいただいている方のなかには、「まだ生まれてませーん」という方がいるかもしれませんね。
 思えば遠くにきたものだ、といえればよいのですが、果たして「遠く」まできているのか実感がないのが正直なところ。
そもそも40歳以降「迷走」しているしねえ。

 入社当時のR50世代(要するに今の自分ね)というのは老けこんでみえました。特に上席管理職なんぞをみるとまもなく「上がり」という雰囲気があったものです。今の自分はといえば未だに時間に追われ駆け回る、よろず請負の域をでていません。多少は依頼して終わり、という仕事もありますので常に前線にいるとはいえませんが、現場のどこかにはいます。そのこと自体は幸いなことだと思います。
 しかし今年はいつまでもそうもいっていられないだろうという思いが強くなっています。
にわか法務とはいえ、ここ数年の出来事を通じて自分の中に貯めてきたものを誰かに引き継いでおかないとまずいなと。
法務に限らず、少人数の業務体制は業務内容、業務関連する情報(人脈含む)経験値がどうしても属人的なものになってしまいます。このような体制だとある人が何らかの理由で不在になると、定型的な業務はマニュアルによる引き継ぎでなんとかなるものの、例えばその人が持つ情報や経験からくるある種の「判断基準」などは簡単に途切れてしまいます。途切れるというか「消滅」ですね。いったん消滅したものは簡単には取り戻せません。(これが本当にボディブローのように効いてくるのです)
まあ、僕の(ある種の)経験なり情報が今後も必要かどうかというところがまずありますけれどね。

 雑感ついでに、今更感ある話題。
 やっと故大滝さんの「EACH TIME」がAmazonから届きました。このアルバムは再発、リマスタリングされる度、ミックスや曲、曲順が違うというものだったのですが、LPから始まったエディションも30年かけて「完成」を迎えたということで。
「完成版」を聴くことができる喜びと、もう二度と新しいエディションを聴くことができない寂しさの両方を思いを抱えて聴いています。
 


EACH TIME 30th Anniversary EditionEACH TIME 30th Anniversary Edition
(2014/03/21)
大滝詠一

商品詳細を見る
スポンサーサイト

カテゴリ:備忘録・雑感

2014/03/31 Mon. 00:09 -edit- Trackback 0 / Comment 0

△page top

仕事の後味 

  11月にちらりと取り上げたある業務がようやく終盤を迎えました。(「涙を流したとしても」)

 不正行為の事実解明と再発防止は業務のうちではあるのですが、この業務はひと区切りを迎えても気分が晴れるというものではないですね。

 従業員すべての行為を管理監督するのは無理な話ではありますが、身近にいる職場の者がこうなる前になんとかできなかったものかと思うものの、事が明らかになってから「実はおかしいと思っていましたがいいだせませんでした」という声があがってくるのは、行為者本人以外にも職場環境にどこか問題があるというわけで。

 内部通報制度は機能していたかという点ですが、よく考えれば少人数の地方事業所(5、6名)の場合、たとえ匿名通報だとしてもすぐに誰が通報したかわかってしまいます。職場を去ると腹をくくったときにしか利用できないだろうと思いましたね。制度を整えればそれでよし、というわけではないという典型例となってしまいました。

 不正行為は、結局行為者本人やその家族に厳しい結果をもたらします。
ふつうの人間であれば不正行為を働いて一稼ぎしよう、と決意して入社するわけではないでしょう。
 何かしらのきっかけがあり手に染めていくのですが、それは必ず業務の一端に現れているものです。
そこで芽を摘むには本当にどうすればいいのか。

 会社の損失を防ぐというのはもちろんですが、従業員を不幸にしないためという視点を持たないと本当の再発防止にならないでしょうね。

 

カテゴリ:法務

2014/03/26 Wed. 07:00 -edit- Trackback 0 / Comment 0

△page top

技術者の信念   技術者倫理とリスクマネジメント―事故はどうして防げなかったのか? 

 製造業に身を置く者として、製造現場の事故と重大製品事故の発生はもっとも恐れる事態です。
企業業績に影響を与えることはいうまでもありませんが、何よりも人身被害を発生させてしまいます。
しかし残念ながら事故の発生を完全に防ぐことができないのも事実です。

 どうして事故が防げないのか、あるいは防げなかったのか。

 重大製品事故とまではいかないまでも、不良発生やそれに伴うクレーム処理等で工場の設計部門、品質保証部門の人間と打ち合わせをもつ機会があります。リスクの把握や低減について、彼らは十分に理解しているはず。少なくとも毎日がきった、はったの販売部門の人間よりは、論理的だろうと思っていたですが、たまにどうにも話というか考え方が噛み合ないときがあります。
本社管理部門がリスクマネジメントの旗を振るのは簡単です。しかし技術者が納得して自ら実行できるものでなければ、形式的なものにとどまってしまいます。

 前置きが長くなりました。技術者の側にたちつつリスクマネジメントを説いたものはないかと書店をうろうろして見つけたのがこの「技術者論理とリスクマネジメント」です。
 著者は実際に化学メーカーに勤務されていた方です。自分が開発責任者をつとめたプラントが爆発事故を起こし、犠牲者を出したことを契機に「技術者としてどうすればよかったか」「事故を未然に防ぐことはできなかったか」を考えて生きてきた」(はじめに)とあり、以降「技術者倫理」「リスクマネジメント」「技術者と経営者」「説明責任」「危機管理」「ヒューマンエラー」「製造物責任」「技術者の行動」「内部告発とジレンマ」「技術者として期待されていること」についてここ20年で起こった事故例と、それに関する論考をとりあげながら、技術者の先輩としての肉声に近い意見を述べられています。技術者を対象にした内容とはいえ、書かれていることは企業のどの部門にも共通していえることではあります。終盤の「技術者として期待されていること」「おわりに」を読むと、本当に著者の信念と後進への想いがひしひしと伝わってきます。

 2年前に刊行された書籍ですので、既に読まれた方もいるかもしれません(誰よりもどこよりも遅いブックレビュー)
設計、製造部門、品質保証部門のマネージャーに特に薦めたい1冊です。もちろん製造業の法務、広報にも。

 本日はこんなところで。


技術者倫理とリスクマネジメント―事故はどうして防げなかったのか?技術者倫理とリスクマネジメント―事故はどうして防げなかったのか?
(2012/02)
中村 昌允

商品詳細を見る

カテゴリ:書籍その他

2014/03/20 Thu. 06:52 -edit- Trackback 0 / Comment 0

△page top

公表か、非公表か 

 今夜(13日)は東京は春の嵐模様だったようで。ようで、というのはずっと地下街で呑んでいたので地上の有様を全然気にもしていなかったということで。

「いいタイミングで公表しましたね」と業界団体の分科会で声をかけられました。
1ヶ月前の関東甲信地方の記録的な降雪の影響が業界全体に及んでいて、いまなおその対応に追われていますが、今日の分科会は業界団体としての反省と今後のすべきことは何かについての意見交換にけっこうな時間を割きました。そのなかでかけられた言葉です。

 自然災害、事故等により事業所が被災し、取引先との契約の履行に影響を及ぼすことが明らかな場合に、公表するかしないか、公表する場合に公表する情報の範囲をどうするか、経営陣、事業部門と広報は短期間で結論を出さなければなりません。ときに顧問弁護士のリーガルチェックを必要とする場合がありますので、法務担当者も協議の場に連なることになるでしょう。

 今年2月の雪害について公表/非公表をめぐってのつれづれ。
 今回、雪害の公表について企業間でばらつきがありました。いや、揃えばよいということではないのですがちょっと思うことがありまして。

 勤務先は非上場企業なので情報開示にあたって金商法の規定や証券取引所の規程、ルールの対象外にあります。正確にいうと親会社が上場企業ですのでまるで対象外ということではないのですが、親会社グループ事業規模全体に占める割合からいって、勤務先で何かしらあっても、開示すべき情報に該当することは少ないということです。ただ投資家という存在はなくとも、販売先やサプライヤーはかなりの数になりますので、必要があれば(親会社の確認が前提になりますが)公表を行います。今回の雪害は、まさにその事例でした。多少紆余曲折はあったものの公表することで諸々のリスク回避をはかることにしました。販売や資材の担当者が相手先に説明をしたとしても、今は担当者の説明が本当か(会社が公表したことか)、すぐにwebサイトなどで確認されてしまいますからね。公表していないと、そのことをもって「どういうことだ」と担当者が責められることがあるのです。

 一昔前は業界共通の問題が起こったときはトップ企業の動向を確認したり、ときにはトップ企業が業界団体内で音頭とりをして対処したものなのですが、この10年ちょっとの間に企業間の合従連衡なり企業再編が進んでしまいました。業界団体内ではトップ規模の企業であっても、その企業グループ内ではいちカンパニーの立場に置かれてしまっている例があります。その場合どういうことが起こるかというと、そのカンパニーになんらかの事態が生じてもグループ企業としての開示すべき情報に該当しない限りは、タイムリーに情報公表されないということではないでしょうか。
 たしかにIRの面からみれば、株価に影響もしない情報をわざわざ投資家に提供する必要はありませんからね。
 しかし、いまさらいう話でもありませんが企業のステークホルダーは投資家だけではありません。販売先や取引先に担当部門が個別に事情説明を行った際に「なぜそんな大事な話を公表しないのだ?」との問われたときにまさか「会社全体としては微々たる話なので公表まではしないのです」とは答えられないでしょう。
 IRとしては間違いではないかもしれませんが、企業広報としてそれでよいのかというと「?」です。

 まあ、他所様のことをとやかくいえるわけではありませんが、広報、渉外業務を担当するにあたって、目標というか手本にしていた企業が、いちカンパニーの立場となり四苦八苦しているのをみてもの哀しくなってしまったのでした。



カテゴリ:広報

2014/03/14 Fri. 01:17 -edit- Trackback 0 / Comment 0

△page top

正しい会社の売られ方 二度の売却を経て1 

 さてそろそろ幕引きの章です。 

 主幹事証券の内部審査直前のタイミングで、投資ファンドがバイアウトを決定したことにより、僕は上場準備事務局⇒DD事務局⇒株式譲渡事務手続きとそのまま引き継ぎました。ええ、最小人数法務兼広報ですから何でもやるのです。感傷に浸っているわけにはいかないのです。
 今度の買主は異業種の上場企業でした。売却が内定した段階でもっとも神経を遣うのが情報漏洩。売主なり買主が意図的にリークするならともかく、対象会社から情報が漏れるわけにはいきません。株式譲渡の公表日時はいつか、クロージングはいつなのか。クロージングの段取りなど投資ファンドやFAと連絡をとりつつ、社長と役員数名と内密にその準備を進めました。
こちらも公表された直後から役員、従業員、主要販売先、取引先への説明などの段取りが要ります。役員や従業員説明のための会議のセッティング、社外向け文書の作成などなど。教えられなくとも買主の本決算発表日時にあわせて公表するぐらいの想定はつきましたし、まあ、2回めなので慣れていたというか。

 対象会社の担当者は、これも運命と思ってさばさばと仕事をこなす以外仕方がないですからね。

 企業結合審査の書類作成の手伝いをしてから3週間めに売主買主が株式譲渡を公表、その1ヶ月後勤務先は再び上場企業の100%子会社になりました。それから、まもなく2年です。

 前置きが長くなりました。
 5年経つか経たないかの期間に意味合いは違えど2回の売却を経て、勤務先は、そして僕は何を得て何を失ったのでしょうか? もし別の「売られ方」をしていたら、今と違う「現在」を生きているでしょうか。

 投資ファンド傘下の頃、社外からよく「出口戦略」という言葉をきかされましたし、質問もされました。

 僕がいえるのは、出口がIPOにせよバイアウトにせよ結局「入口」で決まるでしょ、左右されるでしょ、ということ。
勤務先の事例でいえば何で苦しめられたかというと、一度目の売却スキームにほかなりません。
なんといっても、いまなおそのときの借入金の弁済とのれんの償却が残っていますからね。

 以前「売れればよいのか」で書いたことと重複しますが、投資ファンド傘下となってから3年経過し、金融機関との融資契約がシンジケートローンになるまでは、毎年ブリッジローンでした。ブリッジローン契約で会社の資産のほとんどが担保設定されましたから、もう資金調達余力がありませんでした。企業再建といいつつも、本当の意味でのリストラに投資したくともできない状況が続いたわけです。属する業界、マーケット全体がリーマンショックの影響で低迷してきた時期と重なっていたことも災いしたこともありますが、資金面の懸念から3年もの年月を活きた時間にできなかったことが痛手だったと思っています。

(つづく)

                            



カテゴリ:正しい会社の売られ方

2014/03/09 Sun. 23:54 -edit- Trackback 0 / Comment 0

△page top

とにもかくにも、新年度 

 勤務先は2月決算なので、新しい事業年度が始まりました。
一昨年夏から属する企業グループの方針なので2月決算はこれで2回めなのですが、なかなか馴れないものです。
業界の構造が12月あるいは3月に売上ピークを迎えるので、販売現場はまだ多忙の真っ只中。特に今年は雪害の影響もあり、納期調整にしびれているままなので、とても「新しい事業年度で気分一新」というわけにはいかないのですが。

 毎年何かが起こる我が身であります。一昨年度はバイアウト(されたほうですが)、昨年度は持株会社を消滅させ、減資と子会社の統合まで終わらせましたので、組織再編のたぐいはもういいだろうと思っているのですが、こればかりは何ともいえません。何かあったら、そのときはそのとき、と割り切るしかありません。

 大掛かりなことがないとしたら何をするのかということになりますが、社内教育に力点を置きたいと。いや、教育などと上から目線でいうような存在ではないのですが。
 先日実家を掃除していたら最初の企業グループが販売部門の新人に配布していた「法律ハンドブック」が出てきました。信用調査から契約締結、債権回収に至るまでコンパクトに纏まっているもので、たしか新人営業担当の頃、読んでいた記憶が蘇りました。初版が昭和39年とありましたが、今も綿々と改版増刷が続いていることでしょう。大企業の教育体系の片鱗ですね。

 その企業グループから売り飛ばされて以降、離れて以降社員教育体系もなかなか思うように再整備が進んでいません。会社のビジネスの仕組みはそれほど変わっていませんが、この数年間のあれこれで人も散り、業務や契約に関する知識や経験の年若い社員への継承に不安を覚えることが増えてきました。(ま、自分の老化のせいもありますが)現場からの要請に応じた出前研修にも限界があります。そうなるとやはり「まずこれを読んで勉強してください」というものが要るなと。
何をいまさらな話ではありますが、最小人数法務で増員ものぞめない状況では、現場の人に法務に関する知識なりセンスを身につけてもらうよりありません。覚悟決めてハンドブック作成を進めることにします。

 でも今月はまず事業報告書の作成なのでした。





カテゴリ:備忘録・雑感

2014/03/03 Mon. 01:29 -edit- Trackback 0 / Comment 0

△page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。