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届かない、伝わらない 

  伝えたい人に伝わらない、どうすればこの想い届くのだろう

 色っぽい話ではありません。
まもなく4月も終わり、5月を迎えます。
毎年5月は「消費者月間」となっています。
リンクを貼ったまま内容に少しも触れていませんでした「ジュリスト4月号」の「霞ヶ関インフォ」に消費者委員会の委員長を勤められている川上教授が「製品リコール情報周知の在り方をめぐって」を寄稿されています。

 リコールについては昨年このブログでも取り上げましたが、製品リコールの難しさは情報周知と情報発信の継続です。リコール開始当初は新聞紙上での謹告やTVCMの実施などでコールセンターへの架電が増大するなど一定の効果が得られるのですが、時が経つにつれてコール量も減り捕捉率、回収率の進捗も徐々に停滞してしまうのは否めません。年間を通じて新聞、TV等のメディアで周知できればよいのですが費用面が大きな課題になります(※)
また新聞は購読しない。購読する場合でも電子版、TVは観ない、または録画して観るけれどCMは飛ばす、という人が増えている時代に、既成メディアがどれだけ情報周知のツールたりえるのか広告費用が高いだけに疑問を抱かざるをえません。
 ではインターネットはどうか。リコール情報サイトを立ち上げても、事業者が本当に情報を伝えたい、届けたい人がアクセスしてきてくれない限りその役割を果たせません。たとえば高齢のユーザーに対してインターネットを駆使してリコール情報にアクセスしてくださいというのは難しいものがあります。

 メディアや複数の情報ツールを組み合わせていくのがよいのかもしれませんが、事業者の資力にも限界があります。何百億円もつぎ込める企業はそうそうありません。
 
 情報を伝える、届けることがいかに難しいか、2月の長崎市のグループホームの事故による事業者の苦渋は他人事とは思えません。

 事業者対消費者(消費者庁、消費者団体も含む)という対立構図ではなく相互に連携し、まず情報周知の仕組みを構築できないものかと思います。


※ どのくらいの費用か
 6年前の例なので相場は変わっているかもしれませんが
 TVCM:15秒スポット 全国(キー局、地方局)で2週間、1時間に1回程度放映 で約1億7千万円
 新聞:全国紙・地方紙 広告掲載スペースによりますが数千万円単位。
 通常の広告料にプレミアが乗せられます。これは元々出稿が決定していたクライアントの広告と差し替えるため発生する諸々の費用と考えられます。

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カテゴリ:法務

2013/04/25 Thu. 22:53 -edit- Trackback 0 / Comment 0

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西武沿線と政治思想 レッドアローとスターハウス 

 今回は西武鉄道沿線、特に北多摩エリア(東京都西東京市、清瀬市、東久留米市、東村山市、小平市あたり)に住んでいる(いた)人以外にはまったくわからんという内容かもしれませんので、予めお詫びしておきます。
 昨今の報道で西武鉄道はどうなるのだろうと不安にかられる沿線住民、自治体の様子もたまに新聞地域版の記事となっています。
 かくいう僕の最寄駅も「廃線候補」にあがった路線が通っております。平日の朝夕は通勤客のほか沿線にある私学に通う上は大学生から下は小学生までの通学客で混雑していますが、昼間などは車内ががらーんとしていますので、採算が悪いといわれれば、なるほどそうかもしれないと変な納得をしてしまうところが哀しいです。
一昔前は「王国」「堤天皇制」だのいわれていた西武の鉄道事業もずいぶんと零落れたものです。

 さて書籍ですが、レッドアローというのは今回まっさきに廃線候補にあがった西武秩父線の特急列車の名前です。しかし西武鉄道の歴史や沿線エリアの歴史や観光紹介書ではありません。
ライバルの東急と同じく鉄道整備と沿線の都市開発を目指しながら、なぜ西武と西武沿線は東急と東急沿線のようになれなかったのか、という点を、西武沿線の戦後北多摩地区に建設された大型の「団地」を軸に政治思想を切り口に書き上げられたものです。著者は「滝山コミューン1974」の原武史氏。(滝山、というのは東久留米市にある大型団地の名称です)昭和30年代、西武沿線の北多摩地区は巨大な公営団地が集中して建設されました。資本主義の権化のような西武(堤家)が鉄道を整備していった地域に高級住宅街ではなく画一的な巨大団地が建設され、皮肉にもその団地を中核に日本共産党系の集団が勢力を伸ばしていった軌跡を描いています。
 私鉄と沿線団地の組み合わせから日本の戦後思想を読み解こうという試みは面白いと思いますし、実際西武沿線に長く住む者として地域の歴史の側面を知ることができる著作だと思います。猪瀬直樹の「ミカドの肖像」、前述の同じ著者の「滝山コミューン1974」と併せて読むのもよいかもしれません。

 著者が団地と左翼思想の組み合わせにこだわるのは、著者自身北多摩の大型団地で少年期を過ごし学校や地域でその思想に心を傷つけられたからではないかと思っています。
僕自身、地域に団地はありませんでしたが、小学校高学年の2年間は今から思えば「コミューン」に近いクラス環境にありました。そうしたのは担任の信条です。もう40年近く年月が経過したことを差し引いても当時のことを素直に懐かしく思い出すことができないのです。楽しいこともあったはずなのですがね。


レッドアローとスターハウス―もうひとつの戦後思想史―レッドアローとスターハウス―もうひとつの戦後思想史―
(2013/03/22)
原武史

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カテゴリ:書籍その他

2013/04/23 Tue. 00:51 -edit- Trackback 0 / Comment 0

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変える>変えさせられる 

 先日の勤務先の吸収合併に引き続き、本日存続会社の代表取締役、取締役の異動を発表しました。異動まで1ヶ月余しかなく販売先、取引先その他団体等への周知、挨拶廻りの時間を考えるとぎりぎりのタイミングです。特に今回代表者の異動は内部昇格ではなく、親会社の人間を受け入れることになりましたのでなおさらです。
このブログを読んでおられる方は、「またいろいろある会社だな」と半分呆れ顔になられているのではないかと思いますが、いったん何かあると個人も法人もなかなか落ち着かなないものだとつくづく思います。

 昨年の異業種の上場企業グループ入りは競合他社なり流通事業者の間でも憶測や噂話が飛び交ったようです。代表者ほか常勤役員は生え抜きの人間でしたのでそれなりに落ち着いた気配はあったのですが、今回の異動により旗幟が鮮明になったことでまた面白半分に、時に悪意をもって取り沙汰されるのではないかと思います。正直、あまり行儀のよくない業界なので、風評を心配する声もあるにはあります。しかしそういうものは結局業績で封じるしかないので、ぐちゃぐちゃ愚痴をいっている暇はないのです。こういうときこそ底力をみせなければならないのです。

 それにしても、ここ数年の勤務先の成り行きをみていて思ったことは人も組織も、自らの力で変わる、変えることができるうちが華だということです。
外部の力により「変わらざるを得なくなる」ことが続くうちに、未来の選択肢を自ら設定することができなくなります。(実感です)
 
 そんな状況のままでいいわけないだろうと、独り言をつぶやき、今日はこれにて。

カテゴリ:備忘録・雑感

2013/04/15 Mon. 23:23 -edit- Trackback 0 / Comment 0

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特命係 ショムニ 追い出し部屋  

 解雇制度緩和に関連して某企業内にあるとされている「追い出し部屋」について、少し考えてみます。

人気TVドラマ「相棒」の特命係や少し古いですが「ショムニ」の庶務二課は考えようによっては話題の「追い出し部屋」のようなものです。しかし主人公の杉下右京や坪井千夏が異色異能の持ち主であり、「まともな大勢」よりも活躍するからより痛快なのです。

 その企業、組織にとって不要の人材であれば、たとえその人物に優秀なスペックがあったとしても最初から採用しません。
誰でも入社時は必要な人材だったはずです。
では何がきっかけで「不要な人材」となり、企業によっては世間で非難されるような「追い出し部屋」まで設置しなければならなくなるのでしょうか。
ローパフォーマー、高年齢、とにかく気に入らない等など理由の是非は別にしていろいろな事情があるでしょうし、本人に責任という面もあるかもしれません。しかし本人の責任のみに求められるものなのでしょうか。
 長くサラリーマンをやっていると自身も様々な境遇を味わうし、他人の境遇(決して幸福ではない)を目の当たりにすることがあります。能力を持ちながらどうも所属先や仕事に恵まれない、事業戦略上の都合で部門が廃止になり異動が続いた、その逆で入社以来異動がない等など。そのうち異動や昇格検討の対象から洩れる、スキルアップ研修の対象から漏らされる、忘れられる。こんなこともありえるのです。本来人材マネジメントによりフォローされるべきなのかもしれませんが、完璧な人材マネジメントは存在しないものです。
 新天地での活躍や教育訓練の機会を手にすることもないまま、年齢があがるにつれて埋没していく、そんな悲劇もあるのではないかと思います。
 もちろん「追い出し部屋」に追いやられる人材の全部が全部このようなケースではないでしょう。ローパフォーマーの例も当然あるでしょう。企業によって様々な事情が存在すると思います。しかし「追い出し部屋」の設置は、その企業経営者が自らの人材マネジメントの破綻を従業員や世間に晒しているのと同じことではないかと思うのです。
 
 あなたの会社の「追い出し部屋」にも「杉下右京」や「坪井千夏」のような人材がいたら?
 

カテゴリ:法務

2013/04/10 Wed. 00:42 -edit- Trackback 0 / Comment 0

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設立し、そして解消させる 

 昨日のエントリーに対して、今日はこれかという内容ですが。 

 既に親会社から先月末に開示されましたが、勤務先である「持株会社」を6月に元の事業会社に吸収合併させ解散することを決定。本日、自社からもリリースしました。設立から2年と少しで持株会社制を解消します。

 昨年夏にグループ会社含めて上場企業の100%子会社となり、持株会社制をとる理由が乏しくなっていたことに加え、親会社からの管理部門等をはじめとする間接部門のスリム化要請を受けていたのが主な理由です。

 持株会社設立は当時の株主(投資ファンド)の意向により半ば強引に設立した面があり、経営陣が持株会社の役割について十分理解と得心のないまま移行したのは否めません。「経営」と「業務執行」の分離というのは、勤務先にとってハードルの高いものでした。その理由を考えましたが、たぶん「正しい会社の売られ方」とも関係してくるのでそちらのほうで纏めてみようと思います。

 持株会社が担った主な役割は投資ファンドの出口戦略のひとつの「株式上場」でしたが昨夏のバイアウトによりその業務もあっけなく消滅となりました。バイアウト後、社内では持株会社解消が当然のように語られ、例えば法務サイドからそれ以外の提案を出しても相手にされませんでしたので(持株会社の活かし方はあるはずなのですが)、早々に監査法人や税理士の確認を進め吸収合併案を纏めてしまいました。

 2年前の持株会社設立の際は、株主移転計画書や定款、機関設計から取締役会、設立総会諸々の資料をほぼ司法書士との二人三脚で作成、プレスリリースも書きましたし(投函直後に東日本大震災発生)、よくあの震災直後の混乱の中で設立登記までこぎつけられたものだといまでも思います。
 個人的には勤務先を株式上場させるという滅多にない機会に巡りあえたので、いい形で40代の仕事を締めくくることができると密かに気合いを入れていたのですが、人生どうもうまくいかないものです。

 せめてもの救いは他人によって「引き継ぎ事務」扱いで解消されるのではなく、設立実務を手がけた自分で仕舞いをつけることができるということでしょうか。
 6月の解散登記が終わったら、一人打ち上げでもしようかと思っています。

 (リンクは、2年前持株会社設立の際に参考にした書籍です。当時は5版でしたが昨年6版が出ていたようですね。)


持株会社の実務―ホールディングカンパニーの経営・法務・税務・会計持株会社の実務―ホールディングカンパニーの経営・法務・税務・会計
(2012/03/16)
發知 敏雄、大谷 隼夫 他

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2013/04/01 Mon. 23:34 -edit- Trackback 0 / Comment 0

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